植村花菜「トイレの神様」

植村花菜「トイレの神様」

『トイレの神様』は、植村花菜のメジャー10作目のシングル。2010年11月24日発売。発売2ヶ月前にラジオでオンエアされ、その直後からリクエストや問い合わせが殺到。祖母の言葉や思い出、自身の半生が表現された号泣必至な10年に一度の名曲と騒がれた楽曲は、有線問い合わせチャートでも第1位を獲得。現在各方面で話題沸騰中の1曲。トータルプロデューサーに寺岡呼人を迎え、彼女のパーソナルな部分を赤裸々に表現したミニアルバム「わたしのかけらたち」のリード曲でもある。

歌詞

小3の頃からなぜだか
おばあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしてた

毎日お手伝いをして
五目並べもした
でも、トイレ掃除だけ苦手な私に
おばあちゃんがこう言った

トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら
女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで

その日から私は
トイレをピカピカにし始めた
べっぴんさんに絶対なりたくて
毎日磨いてた

買い物に出かけた時には
二人で鴨なんば食べた
新喜劇録画し損ねたおばあちゃんを
泣いて責めたりもした

トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら
女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで

少し大人になった私は
おばあちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて
居場所がなくなった

休みの日も家に帰らず
彼氏と遊んだりした
五目並べも鴨なんばも
二人の間から消えてった

どうしてだろう?
人は人を傷付け、大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてたおばあちゃん残して
ひとりきり
家 離れた

上京して2年が過ぎて
おばあちゃんが入院した
痩せて細くなってしまった
おばあちゃんに会いに行った

「おばあちゃん、ただいまー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど
ちょっと話しただけだったのに
「もう帰りー。」って
病室を出された

次の日の朝
おばあちゃんは静かに眠りについた
まるで まるで
私が来るのを待っていてくれたように

ちゃんと育ててくれたのに
恩返しもしてないのに
いい孫じゃなかったのに
こんな私を
待っててくれたんやね

トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
おばあちゃんがくれた言葉は
今日の私をべっぴんさんにしてくれてるかな

トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら
女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで

気立ての良いお嫁さんになるのが夢だった私は
今日もせっせと、
トイレをピカピカにする

おばあちゃん
おばあちゃん
ありがとう、

おばあちゃん
ホンマに

ありがとう

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